計画立案とは、定められた目標を達成するために資源を最適に配分することであり、将来に向けて目標(課題)と行動を立てることにかかわる一連の過程である。
産業企業は、入力についても出力についても開かれたシステムであり、周囲と活発に相互作用する。企業の外部環境とは、その働きに影響を及ぼす周囲のすべて、あるいは企業が逆に影響を及ぼす周囲のすべてである。環境が企業に及ぼす影響は、能動的なことも受動的なこともある。
システムとしての企業がうまく機能し発展しうるのは、その内部の要素が互いに、また外部環境と厳密に相互作用する場合にかぎられる。目標と資源をあらかじめ調整し、企業の物質的・社会的な構造の個々の部分が目的をもって相互作用することを保証する方法が、計画立案である。計画立案はシステムの性質をそなえている。計画立案のシステムは三つの主要な構成要素からなる。入力、出力、そして変換器(計画を練り上げる過程そのもの)である。入力は情報的、物的、労働的な資源からなり、出力は計画立案システムの生産物(計画、すなわちプロジェクト)である。それは、計画期間における生産システム全体とその要素のパラメータと振る舞いを定める文書である。それは、作業遂行の量、期限、順序、系列、物的・労働的資源の支出、社会的方策の実施、そして要素どうしの、また外部環境との——供給者、消費者、国の経済・財務機関との相互作用を含む——最適な相互作用を定める、宛先の定まった相互に結びついた課題の集合を表す。
このように計画は、企業とその部門の生産活動および事業活動を定め、それによって部門の集団が達成すべき生産の管理パラメータを立てる。実際の成果を計画された成果と比べることによって、生産の監視と調整がそれに照らして行われる。
マネジメントのシステムはこのプログラムを実施し、計画によって定められたパラメータの範囲内で企業が働き続けるようにする。